駅放送収録の極意

みなさんこんにちは!ブログの管理人のKintonです!今回は、音鉄活動においての大切なポイントや、機材などをご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください!

 

ー目次ー

 

音鉄って?

先ほどから、何度も言っている「音鉄」とはなにかについて話します。

音鉄とは

音鉄とは、鉄道ヲタクの一種であり、おもに列車の走行音や、駅の放送をなどを録音して楽しむものです。みなさんも、「撮り鉄」という言葉は、聞いたことがあると思います。それの、録音版みたいなものです。

なにが楽しいの?

列車の走行音を録音して楽しんだり、駅の放送を録音したりして楽しみます。特に気動車のエンジン音を録音したり、普段は聞けないレアな放送パーツを収録できたときの嬉しさは、たまりません。

ちなみに僕は、おもに車内放送や駅の自動放送を収録しています。収録した音声は、YouTubeで公開していますので、そちらもぜひご覧ください。

↓ここをクリックすると、僕のYouTubeチャンネルに飛べます。

kintonTV - YouTube

※まだ音声データが公開できていません。公開次第、動画を見れます。

動画公開予定日:2024年5月30日ごろ

ー公開が遅れる場合もございます。ご了承ください。ー

収録の極意

必要な機材

放送などの録音には、もちろん録音デバイスが必要です。よく使われるものを上げてみると、

などがあげられます。

この中で、録音に最適な機材はもうお分かりですよね?

そう、ICレコーダーです。

「レコーダー」と言っているだけあって、収録に最も適しています。でも、最近ではスマホのマイク性能が向上しているので、スマホだけでも十分きれいな音声を録れます。しかしスマホでは、周りの雑音を入ったり、音声が音割れしている場合もあります。

やっぱり、本格的に収録したいならICレコーダーを購入すべきですね。

ICレコーダーの選び方

じゃあ、ICレコーダーを買おうかなと思って、いざ購入ページを開くと、あまりに種類が多すぎてどれを選べばいいか分からないですよね。そこで、ここではおすすめのICレコーダーをいくつか紹介します。

TASCAM-DR05X

録音機材といえばこの会社、そう「TASCAM」です。TASCAMは、高音質で録音できるICレコーダーを多数販売しています。その中でもおすすめなのは「DR05-X」です。小型でシンプル操作ながら、とても高音質に録音ができます。価格は、15000円前後と少々高めですが、購入すれば音鉄活動が大幅に快適になり、より楽しくなるでしょう。

ちなみに僕もこれを使っていますが、とても使いやすいです。

 

ZOOM-H1essential

続いて、ZOOM製のICレコーダーです。こちらも、ネットで大変好評なようで書かせてもらいました。価格は2024年4月時点で11900円です。

 

SONY-ICD UX570FNC

こちらも大変人気の商品でした。価格は、16690円です。

 

などなど、、、たくさんの種類があります。

 

ワンステップアップ、マイクの選び方

ICレコーダーを決めたら、次はマイクを選びましょう。

「えっ、でもさっきレコーダー買ったじゃん」と思う人もいると思います。

しかし、ICレコーダーは、基本的に無指向性です。

(無指向性とは、マイク全体の音声を拾うということです。反対に、指向性は、マイクを向けた先の音声だけを拾うということです。)

ですから、どれだけきれいに音声を録音しようとしても、どうしても周りの人々の話し声や雑音が入ってしまします。ここで使うのが、ガンマイクです。ガンマイクは、ICレコーダーのマイクジャックに差し込んで使います。また、スピーカーの位置が高くて、うまく収録できない場合などには、一脚を使います。(自撮り棒でもいいです)収録の際は、マイクを取り付けた一脚をスピーカーにあてて収録します。

JR西日本の全駅では、駅構内やホーム上での長尺物(一脚などの録音機材も含む)の使用が禁止されています。鉄道会社によってもルールが異なるので、その都度ネットなどで確認しましょう。不安な場合は、駅員に許可をとってもいいでしょう。

 

服装の注意点

収録時には、服装にも気を配りましょう。シャカシャカと、音が鳴るような服は、できるだけ避けましょう。また、収録の際は足音などの音を最小限にしましょう。

 

いざ収録! と、その前に、、、

必要なものがそろったら、いざ出発!、、、と、いきたいところですが、早く行きたい気持ちを抑えて、一旦立ち止まりましょう。駅の詳細は確認できましたか?、おすすめの収録駅は把握済みですか?、など出発する前に下調べをしましょう。

ここでは、おすすめの下調べポイントをご紹介します。

おすすめ収録駅の把握

JR東日本(東京付近)の発車メロディ、同じメロディを多数の駅で使用しています。そこで、まずは多数ある駅の中から、ネットの情報をもとに降り立つ駅を決めましょう。

おもに、収録駅の条件(チェックポイント)は以下になります。

・音量は大きいか

音量が大きいことに、越したことはありません。

・音質は良いか

音量が大きくても、音割れしていたら台無しです。

・スピーカーは、複数あるか

スピーカーの近くには電車を待つお客さんがいます。乗客があまりスピーカーの近くにいない、スピーカーを選びましょう。

・立ち番はいないか

雑音なしにメロディを収録しようとすると、立ち番の案内の声は少々邪魔になります。できるだけ、大きな駅ではなく、こじんまりした駅を探しましょう。

あらかじめ、立ち番がよくいるかを確認しても良いですね。

 

このようなことを、事前に調べておくと、きれいな音声が収録しやすくなります。みなさんも、ぜひしてみてください。

 

スピーカー位置の把握

先ほどと同様にこちらも大事です。収録するには、放送を流す音源が必要です。それが、スピーカーです。スピーカーの高さは高くないか、音量は大きいかなどを確認するとよいでしょう。

 

、、、と、こんな感じです。下調べができたら、あとは粘り強く放送を収録するだけです。がんばりましょう!!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、収録する上での大事なチェックポイントを書きました。自分の経験も踏まえて書きましたので、役に立つとうれしいです!最後までご覧いただきありがとうございました。それでは!

JR名和駅(米子支社) 駅放送

みなさんこんにちは!Kintonです。今回は、米子支社、JR山陰線の駅「名和駅」に行ってきました。名和駅のちょっと変わった放送をご紹介したいと思います。

 

ー目次ー

 

駅の構造

JR名和駅は、1面1線の無人駅です。あたりには民家があり、駅を出て右側の上り坂をあがると、名和公園があります。また、名和公園には広い駐車場もあり、車での訪問もできます。車でお越しの際は、山陰道(無料区間)の名和インターが最寄りのインターです。

当駅は、無人駅で駅員はおらず、運賃は車内で精算するようです。駅には少し汚いですが、一応トイレもあります。運行本数としては、1時間に1本程度、普通列車が来るだけで、特急列車は止まりません。

 

駅放送について

駅放送は、接近放送と遠隔放送が前駅発車時に流れるだけで、それ以外は基本的に流れません。

当駅の放送は、永楽型という放送で、少し古めかしい感じがします。接近放送の担当声優は、倉吉・鳥取方面が津田英治さんです。反対方向の米子・松江・岡山方面は聞いていないので不確かですが、河本さんだと思われます。遠隔放送の前駅発車放送は長瀬さんです。

収録スピーカーについて

放送を収録したスピーカーは、駅舎側のTOAラッパ型スピーカーです。スピーカーは2つあり、遠隔放送用と接近放送用に分かれていました。しかし、僕が収録したとき(2024年4月)は、遠隔放送も、接近放送もどちらも「接近放送用スピーカー」から流れていました。

列車乗車口側の柱についたスピーカーから放送が流れるかは、実際聞いてないのでわからないですが、たぶん流れると思います。

接近放送用のスピーカー

こっから流れます。位置はだいぶ低めです。

駅舎から見たホームとスピーカー

駅舎の中なので、雨はたぶん当たらないと思います。

 

ちょっと変わった放送文面

最後に、僕が実際に収録した放送を文面に起こして、少しだけ特徴を紹介します。

ー放送文面ー

・遠隔放送

お客様にお知らせいたします。13:05発、普通列車、倉吉ゆきは前の駅を発車いたしました。しばらく、お待ちください。

・接近放送

倉吉、鳥取方面行きの列車が参ります。危ないですから、白い線までお下がりください。倉吉、鳥取方面行きの列車が参ります。危ないですから、白い線までお下がりください。~接近メロディ~

 

このように、名和駅の接近放送では、「白い線」と放送します。黄色の点字ブロックが多い中、白い線の放送が聞けるのあまりないと思います。この「白い線」放送が流れる駅はほかにもあり、下北条、中山口、御来屋などがあります。

*1

 

まとめ

というわけで、JR名和駅のご紹介でした。最後までご覧いただきありがとうございました!

<お知らせ>

後日、YouTubeのほうで放送の動画をうpします。動画投稿ができ次第、URLを貼っとくので、よかったら見てください。

kintonTV - YouTube

*1:とある音鉄の音声記録